外壁塗装の仕上げの1つにゆず肌仕上げがあるのをご存知ですか。
普段は聞きなれない言葉ですので、どのような模様なのかイメージしにくいかもしれません。
今回はそんな方にも分かりやすく、ゆず仕上げとは何かについて紹介します。
□ゆず肌仕上げとは
ゆずの肌をイメージしてみてください。
外壁塗装を仕上げる際、ゆずの肌のように凸凹に仕上げることを「ゆず肌仕上げ」と言います。
これは日本の多くの住宅に採用されており、塗料の粘土を調節することで色々な質感に仕上げられます。
ゆず肌仕上げにする際は、以下の点に注意しましょう。
1つ目は、淡い色の塗料を選ぶことです。
ゆず肌仕上げは表面に施された凸凹が最大の特徴となるため、塗料を選ぶ際は白やクリーム色などの淡い色を選びましょう。
淡い色を選ぶことで、よりゆず肌仕上げの良さが際立ちます。
反対に、黒やブラウンなどの濃い色を選ぶと模様が目立ちにくくなるため注意が必要です。
2つ目は、汚れがつきやすいことです。
表面が凸凹している分、湿気が溜まりやすく、汚れが蓄積しやすくなります。
定期的なメンテナンスにより劣化を遅らせられるので、こまめな清掃は欠かさないようにしましょう。
3つ目は、仕上がりと耐用年数は関係ないことです。
ゆず肌仕上げにすることで、耐用年数が向上するとは限りません。
また、ゆず肌仕上げ以外の仕上げ方であっても同様です。
耐用年数を上げたい場合は塗料の種類を工夫してみると良いでしょう。
□外壁塗装の模様パターンについて
1つ目は、スタッコ模様です。
ゆず肌仕上げは凸凹があるものの、表面はなめらかです。
一方で、スタッコ模様の場合は表面がざらざらとしています。
2つ目は、ボーダー模様です。
名前の通り、ボーダーラインを引いたような模様です。
外壁にラインが入るため、スッキリとした印象が与えられます。
ただし、凸凹が多く、溝部分に汚れやすいため、こまめにメンテナンスが必要な点は注意が必要です。
3つ目は、おうぎ模様です。
コテを使って、おうぎ形の模様を外壁に作っていきます。
これは仕上がりが職人の腕によって左右されないため、経験豊富な業者に依頼することがポイントです。
4つ目は、スパニッシュ模様です。
コテを使用して、四角い模様を外壁に作っていきます。
おうぎ模様と同様に、手作業で行うため、職人の腕に左右されやすい特徴があります。
□まとめ
ゆず肌仕上げは、スタッコ仕上げやリシン仕上げのようにメジャーな仕上げの1つです。
外壁の表面をおしゃれに仕上げたいという方は、今回紹介した記事を参考にどのような模様にするか検討してみてください。
外壁塗装でお困りごとがありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
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