耐用年数が長いものとして有名なコロニアルですが、それはメンテナンスあってこそでしょう。
今回はコロニアルを適切に扱うためにも、劣化症状やおすすめの塗料など知っておきたい情報をご紹介します。
□コロニアルの劣化症状について
コロニアルの劣化症状として以下のようなものが挙げられます。
1つ目は、色あせや錆です。
コロニアルは板金で固定され、屋根と同様に塗装されるため、時間とともに色あせます。
また、板金は金属のため錆び、そのままにしておくと雨漏りの危険性もあります。
以下でコロニアルの劣化症状を紹介します。
2つ目は、浮きや剥がれ、釘浮きです。
釘やビスなどで固定された板金は、釘が浮くと安定しなくなり、浮きや剥がれが発生します。
その隙間から雨水が浸入し、雨漏りが起こったり、板金が落下したりする危険性があるため注意しましょう。
□コロニアル屋根の塗装におすすめの塗料とは?
塗料は価格や機能もさまざまですが、両方のバランスを考えて選ぶことが大切です。
例えばコロニアル屋根だと耐用年数が長いため、塗料は長期的なメンテナンスコストを考えて選びましょう。
以下でコロニアル屋根におすすめの塗料を5つ紹介します。
1つ目は、高耐候性塗料です。
天候など外的要因に対する耐久力が強い塗料で、フッ素や無機塗料が当てはまります。
また、親水性があり、汚れを雨と一緒に洗い流してくれます。
紫外線が強い地域にはピッタリですが、高価です。
2つ目は、遮熱塗料です。
太陽光を反射し家に対する熱の影響を軽減する機能があります。
夏場に室内の温度上昇を防ぐこと、熱による劣化を防ぐため耐用年数が長いというメリットがあります。
ただし、保温効果はないため冬場は注意が必要です。
3つ目は、断熱塗料です。
外部からの熱や冷気の移動を防ぐため、夏はひんやり、冬は暖かく一日中快適に過ごせます。
省エネ効果以外にも表面が厚くなっている分、防音効果も期待できます。
4つ目は、防錆塗料です。
この塗料は腐食を遅らせたり、錆つきを防いだりする働きがあります。
既に錆が発生した場所の補修にもピッタリです。
5つ目は、シリコン塗料です。
機能と価格のバランスに優れ、コストパフォーマンスが良いことから、一戸建て住宅に最も使用されています。
透湿性、防汚性、耐火性に優れている一方、ひび割れしやすいデメリットがあります。
□まとめ
コロニアル屋根は安価で耐用年数が長い人気の屋根材です。
しかし、劣化症状を見逃し、対処しないでいると本来の寿命を縮めてしまいます。
機能を失わないよう、屋根に違和感を感じたらすぐに専門業者に相談しましょう。
屋根の塗装をお考えの方はお気軽に当社までお問い合わせください。
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