外壁塗装の仕上げ材にはさまざまな種類がありますが、最近増えてきているのがジョリパットです。
今回はジョリパットの特徴から外壁塗装時の注意点を紹介します。
これから外壁塗装工事を検討されている方はぜひ今回の記事を参考にしてください。
□ジョリパットの特徴について
まずはジョリパットについて知って頂くために、基本的な特徴を紹介します。
1つ目は、種類が多いことです。
ジョリパットは内装用や外装用、強度の高い建物など、あらゆる場面で活用できます。
例えば、ジョリパットアルファは内装と外装のどちらにも対応可能と言われる、最も使用頻度が高いものです。
また、消臭効果や抗菌作用があるものもあります。
2つ目は、色の種類が多いことです。
100色以上のカラーバリエーションから自分の好みに沿ったものを選べます。
3つ目は、環境に優しい壁材であることです。
ジョリパットはホルムアルデヒドの放散量が少ないというメリットがあります。
さらにホルムアルデヒドの吸収や分解、調湿性能を持つもの、消臭抗菌機能を持つものなど、健康に優しい商品も充実しています。
□ジョリパットを外壁塗装する際の注意点について
多くの魅力があるジョリパットですが、施工の際はいくつかの特別なルールがあります。
中には、ジョリパットを施工したことのある職人でないと見抜けないものもあります。
以下で注意点を紹介します。
1つ目は、専用の塗り替え材が必要であることです。
ジョリパットは普通の塗料で塗りつぶすと、表面のテクスチャが失われます。
そのため、塗り替えを成功させるためには、塗料や工法が重要です。
また、塗り替えには高い専門性が必要となります。
ジョリパット純正の塗り替え材は専門のものであるため、少し特殊な塗料に分けられます。
塗装用の塗料には、希釈率や乾燥の仕方など、使用上のルールがあります。
ジョリパット専用の塗り替え材の中には、一般のものと異なるものがあるため、たまに現場の人を悩ませることもあります。
2つ目は、丁寧な高圧洗浄作業が必要であることです。
外壁塗装で欠かせない高圧洗浄ですが、かなりの水圧によってジョリパットの凸部分が削れてしまう可能性があります。
ただし、表面の出っ張りやくぼみには汚れが蓄積されやすいため、それらを除去しないと施工不良に繋がりかねません。
また、大量の水を吸収する可能性もあるため、水圧以外にも何らかのダメージを与えてしまう可能性があるのです。
□まとめ
ジョリパットの特徴から外壁塗装時に気を付けたいことについて解説しました。
ジョリパットは優れた意匠性や高い耐久性を持つため、選ぶ価値はあるでしょう。
ただし、手抜き工事など一歩間違えればそれらの特徴を活かしきれません。
そのため、信頼できる塗装業者を見つけることが大切です。
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