「トタン屋根に塗装が必要なケースってどんなときかな」
「下地処理で必要な工程ってあるのかな」
経年劣化によって見た目が変化してきたトタン屋根は、どのように塗装すれば良いのでしょうか。
今回はトタン屋根の塗装について紹介します。
□トタン屋根に塗装が必要なケースとは?
トタン屋根も年が経てば劣化し見た目上の変化が起こります。
以下で挙げる症状に当てはまれば、メンテナンスを考えましょう。
・色あせや変色
・サビの発生
・チョーキング
・塗装の剥がれ
・カビやコケ、藻の発生
・釘の浮き
・継ぎ目の外れ、隙間の発生
以上で挙げた症状は塗装や下地処理にて改善できます。
一方で、もしこの状態を放置しておけば、穴あきや腐食により被害が深刻化することに繋がりかねません。
そうなると、費用も高額になってしまうため、気づいた時点で対処するようにしましょう。
□トタン屋根の塗装の流れについて
トタン屋根塗装で必要な塗装工程は5つあります。
1つ目は、ケレンです。
これはトタン屋根の塗装でかなり重要な下地処理の工程となります。
具体的にはワイヤーブラシやサンダーケレンを使い、サビや古い塗膜を剥がしていきます。
加えて、塗料の吸着を良くするため、サンドペーパーを使用し目荒らしをします。
これにより、塗り替え後の膨れや剥がれを防止します。
最後にこの工程で除去したサビや塗膜を高圧洗浄機で洗い落とします。
2つ目は、下地処理です。
ひび割れがあればコーキング剤やシーリング剤、セメントなどで補修し、浮いた釘は打ち直すなどして下地処理をします。
さらに、塗料がつくと困る部分はマスキングテープで覆います。
3つ目は、下塗りです。
下地の用意が終われば下塗りからスタートです。
トタン屋根の場合は、下塗り剤にサビ止めが入ったものを塗っていきます。
4つ目は、中塗りと上塗りです。
下塗りをした上から中塗り、上塗りをしていきます。
そして屋根の端や付け根、折り曲げ部分を前もって補強塗りしてからローラーやコテバケを使い塗装します。
5つ目は、後始末です。
塗り終わり、乾燥して触っても全く手につかない状態となったら、マスキングテープを剥がします。
□まとめ
トタン屋根の塗装のサインや塗装に関しての基本的な手順を紹介しました。
トタン屋根の見た目に変化が起こってきたことに気づいた場合は、屋根やお財布のためにもすぐに対処することが大切です。
外壁塗装をお考えの方はお気軽に当社までご相談ください。
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