下地処理とは?その内容やなぜ必要かを解説します!

「下地処理では具体的に何をするのかな」 そろそろ築年数が10年に近づいた段階で、塗装工事を検討される方も多いでしょう。 そんな時、初めて目にする用語が多く、イマイチ何をするのか分からないと困ってしまう方もいらっしゃると思います。 そこで今回は下地処理を焦点を当て、その必要性や方法を紹介します。

□なぜ下地処理が必要なの?

結論から言えば、下地処理は塗料の密着をよくするために必要です。 下地処理とは、ほこりやサビ、古い塗膜が出た顔料、排気ガスの汚れなどを取り除き、ひび割れなどを補修することを指します。 下地処理をおこなわないと、ひび割れが再発したり、塗膜が剥がれたりといった劣化症状が起こります。 業者の手抜きや知識不足により初期不良が発生する場合は、下地処理が十分でないことも原因として考えられます。

□下地処理の方法とは

下地処理にはいくつか方法があります。 以下では5つ紹介します。 1つ目は、高圧洗浄です。 高圧洗浄は強い水圧で汚れやカビ、コケ、藻などを取り除きます。 トルネードノズルを使用すれば、既存のペンチもこそぎ落すこともできます。 2つ目は、ケレン作業です。 高圧洗浄の次に行うケレン作業では、金属質のサビや木材のカビなどを手作業で落とします。 この作業では特にサビ落としを目的とすることが多いです。 金属製の外壁や塗り替えでは、サビを完全に除去しないと、すぐに発生するため必須と言えます。 3つ目は、コーキング補修です。 サイディングの隙間である目地のクッションと防水を兼ねているのがコーキングです。 コーキングはひび割れや剥がれを起こすことがあり、その上からペンキで塗装すると、見た目が悪いだけでなく、塗料が長持ちしません。 そのため、コーキング補修である増し打ちや打ち替えをしっかり行う必要があります。 4つ目は、セメント補修です。 セメント質やモルタル質のひび割れは放置すると、周りが崩れ始め、最終的には大きな穴ができます。 手で触っただけで崩れるならペンキを塗っても意味がありません。 その場合は劣化部分を叩いて落とし、その上から新たなセメントを打ちます。 5つ目は、パテ埋めです。 ボード状の建材はタッカーと言われる工具用大型ホッチキスで固定しますが、その際小さな穴ができます。 また釘を打ち付ける場合も、小さなくぼみが出きたり、頭が少し出っ張ったりします。 これらにパテをつけ、ならすことで平にします。

□まとめ

下地処理は塗装を長持ちさせたり、劣化を再発させたりしないためにも、新たな塗料を塗る前に必須です。 外壁塗装で失敗しないためには、下地処理の重要性を認識した上で、信頼できる業者を選びしょう。 外壁塗装のことなら、ぜひ当社にご相談ください。  

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