「外壁塗装に気泡ができている」
たまに外壁塗装後に外壁の表面に気泡ができることがあります。
外壁塗装の気泡とは針で刺してできるような小さな穴のことです。
今回は気泡ができる原因やその対処法をご紹介します。
□気泡ができる原因とは?
気泡は広範囲に数か所のみある場合は問題ないでしょう。
しかし、狭い範囲でかなり多い数ができている場合は、施工不良の可能性も考えられます。
以下で気泡の原因を2つご紹介します。
1つ目は、乾燥時間が足りないことです。
外壁塗装は高圧洗浄をした後に下地処理、下塗り、中塗り、上塗りなど塗装を繰り返します。
その工程の間でしっかりと乾燥時間を確保することが大切です。
しかし、十分に乾く前に次の工程に入ると塗料に含まれる水分が乾燥するタイミングで外側の塗膜に穴が空いてしまい、これが気泡となります。
2つ目は、下地処理が甘いことです。
新たな塗料を塗る前に外壁の表面を綺麗にする作業が必要です。
しかし、汚れやほこりが付いた状態で塗装をすると気泡や塗膜の剥がれといった不具合が発生します。
3つ目は、塗料に不純物が混入していたり、希釈率に問題があったりすることです。
外壁塗装で使う塗料は原液を水やシンナーで薄めて使用します。
塗料は薄められることを前提に作られているため薄めること自体は問題ありません。
しかし、薄すぎたり、濃すぎたりすると施工不良に繋がります。
希釈率に目安はあるものの実際は塗装時の気温や湿度、環境により調整が必要です。
また、塗装の際にゴミや砂などの不純物が混ざった場合も施工不良の原因となります。
□気泡ができた時の対処法について
以上で説明したように、気泡が発生する原因の1つには施行不良もあります。
もしも壁全体に気泡が発生しているなら、外壁下地にも悪影響があるため対処する必要があります。
業者によっては無料で対応してくれるところもあります。
気泡は塗装後数日で発生することがほとんどです。
塗料の乾燥には2週間ほど時間が必要と言われているため、その期間は仕上がりを観察してみると良いでしょう。
水蒸気が原因となっている場合は、気泡は太陽光が当たる場所で良く見られます。
塗料後の不具合に関して不安がある方は、担当業者に相談してみることをオススメします。
□まとめ
気泡には施行不良が原因のケースがあることをご紹介しました。
気泡は放置しておくとさらに状況が深刻化する可能性があるため、早めに業者に相談しましょう。
誠実な業者であれば、気泡の状態を確認し適切な処置を行ってくれます。
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