外壁にできるひび割れの種類とその原因について解説します!

「なぜひび割れができたのかな」 耐用年数はまだこないはずなのに、劣化が見られると心配になりますよね。 今回は外壁で発生したひび割れの原因に加え、ひび割れ補修に火災保険を適用する方法を紹介します。  

□外壁のひび割れの原因を種類ごとに紹介!

外壁に生じるひび割れの多くはモルタル壁や湿式工法の外壁に見られます。 そしてひび割れには大きく分けると、4種類があります。 以下ではひび割れの種類別に原因を紹介します。 1つ目は、ヘアクラックです。 これは金属の中にできるものを含む、髪の毛のような細く、短いひび割れを指します。 この症状が見られる場合、以下の原因が考えられます。 ・経年による塗膜の劣化 ・不適切な塗装作業 ・弾性素地や塗膜の上に硬質塗膜を塗布したこと 2つ目は、乾燥クラックです。 湿式工法を用いた外壁は、乾燥する際、水分の蒸発で収縮が起こり、ひび割れが発生することがあります。 この症状が見られる場合は、完全に乾燥する前に新たに塗料を重ねてしまうことが原因として考えられます。 3つ目は、構造クラックです。 これは建物に構造的な欠陥があったり、凍結と融解を繰り返たりすることで発生するものです。 建物が地震などで大きく揺れたり歪んでしまったりすることで、ひび割れが発生することもあります。 4つ目は、縁切れによるクラックです。 モルタルといった乾湿工法は1度に1面を仕上げてしまいます。 その際、途中で作業を中断したりやり直しをしたりすると、塗り次ぎ面にひび割れが生じる原因となります。  

□ひび割れ補修に火災保険を適用するには?

外壁のひび割れを補修する際は、状態によっては壁全体の工事が求められることもあります。 そうなれば、費用が心配ですよね。 費用が火災保険でカバーできれば安心でしょう。 火災保険を適用するには、外壁のひび割れが台風を含む自然災害によるものであることが条件です。 例えば、「台風でものが飛んできて、外壁にひび割れが起こった」といった場面では、風災が認められ、保険適用となる可能性があります。 ただし、以下の場合では、適用されないため注意です。 ・風速など風災の条件に適さない ・ひび割れの原因が経年劣化である ・修理費用が免責金額を下回る。 ・自然災害による被害から3年以上が経っている  

□まとめ

ひび割れの原因はその種類により、原因がある程度特定できます。 現在ひび割れが発生しているという方は、今回の記事を参考に原因を考えてみてください。 また、ひび割れの原因の1つある塗装の乾燥時間不足は業者選びによって対策できます。 信頼・安心できる外壁塗装なら、ぜひ当社にお任せください。

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