「外壁のコーキングはいつ補修すれば良いの」
コーキングにはひび割れ防止や防水効果を高めるなどの効果が期待できます。
そのため、家を守るためにもコーキングが寿命を迎えたらすぐに補修することが大切です。
今回はコーキングが寿命のサイン、コーキングを補修するタイミングを紹介します。
□コーキングが寿命のサインとは
*劣化症状が生じる
劣化症状といっても、いくつかあります。
代表的な劣化症状は3つです。
1つ目は、肉やせです。
この症状の原因は、外壁に注入するコーキングの量が少なかったり、コーキング剤の寿命がきたりすることがあります。
可塑剤が表面に浮き出ることで、生じることもあります。
2つ目は、ひび割れです。
外壁のコーキングは紫外線を浴び続けることで、ひび割れを起こすことがあります。
コーキングには可塑剤という成分が含まれており、これが紫外線により気化することで、伸縮性が失われるのです。
この可塑剤が表面に浮き出ると、柔らかさが失われ、硬くなり、割れに繋がります。
3つ目は、欠落・剥離です。
これはひび割れがさらに分断することで生じます。
また、コーキングをする際にプライマーが十分に塗布できていないと、しっかりと接着されず剥がれてしまう場合もあるようです。
*雨水が浸入し、腐敗する
外壁のコーキングが寿命を迎え、ひび割れといった症状を放置すると、雨漏りの発生に繋がります。
これは外壁同士の隙間が塞がれなくなるためです。
雨水が浸入すれば、外壁材も腐敗するため、長く放置するのは避けましょう。
□コーキングを補修するタイミングとは
コーキングの劣化は見た目で確認できます。
先程紹介したような劣化症状が見られた場合は、まずは業者に相談してください。
コーキングの寿命は約5年から10年、外壁塗装の耐用年数は塗料によるものの約10年から20年と言われています。
そのため、耐用年数で考えると、コーキングの補修が早めにくることが多いです。
もし、同じタイミングで外壁塗装や屋根塗装の劣化が見られた場合は、業者に相談し、同時に行うのがおすすめです。
これはそれぞれを別で行うよりも、費用が抑えられるためです。
□まとめ
コーキングが寿命を迎えたサインには、ひび割れや剥離といった劣化症状、雨水の侵入と腐敗があります。
コーキングは家にとって重要な役割があるため、寿命のサインがあればすぐに補修しましょう。
外壁・屋根に関する不具合でお困りの方はぜひ当社にご相談ください。
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