「外壁塗装は艶ありと艶なしどちらが良いのかな」
塗装工事において、どんな塗装を選ぶのかは重要です。
塗装選びの際は色以外にも、艶についても考える必要があります。
そこで今回は外壁塗装において艶ありと艶なしの違い、どちらを選べば良いかをご紹介します。
□艶ありと艶なしの違いについて
外壁塗装で言われる艶がある、ないは、どんな基準で決まるのでしょうか。
それは光の反射率の違いです。
反射率が高い塗膜であれば艶あり、低い場合は艶なしと言われます。
例えば、艶ありだと光源から正反射した光が視覚に多く感じ取れるため、輝いて見えます。
一方で、艶なしの場合、光を乱反射させ、目に入る光の量が少なくなるため、まぶしくなくなります。
また艶性能は「艶なし、3分艶、5分艶、7分艶、艶あり」の5段階で評価されます。
分類の仕方は光の反射率を測定した結果によります。
□どちらを選べば良い?
艶ありと艶なしのどちらが合っているかは、好みや住宅の種類によっても変わります。
そこで以下では選ぶ際のポイントを2つのシチュエーションごとに紹介します。
1つ目は、落ち着いた印象にしたい場合です。
落ち着いた印象にしたいと考えているなら、艶なしがオススメです。
艶があると輝いて見えるため綺麗ではあるものの、落ち着きの無さを感じさせる場合もあります。
特に和風の住宅は艶が少ない方が良いケースがあります。
2つ目は、汚れにくさを優先する場合です。
見た目においては、艶ありの方が汚れが目立ちにくいという特徴があります。
そのため、汚れにくさという機能性を重視するのであれば、艶ありを検討すると良いでしょう。
ただし、艶ありでも輝きすぎると、かえって安っぽく見えることもあるため注意してください。
以上で艶ありか艶なしかで選ぶ方法をご紹介しましたが、適度に艶のある艶調整塗料を選ぶ手もあります。
例えば、7分艶だと、艶が7で、艶消しが3の割合であるため、5分艶より輝いて見えます。
一方で、3分艶はあまり艶を感じさせないため、落ち着かせたい方にもピッタリです。
地域やリフォーム業者の理解の違いによって、7分艶を7割艶消しと解釈してしまう場合もあります。
そのため、確認しておくと安心でしょう。
□まとめ
外壁は色以外にも艶があるかないかで、大きく印象が左右します。
しかし、どちらが良いかは一概には言えませんので、今回の記事を参考に自分の好みに合う艶を見つけてみてください。
外壁塗装の仕上がりに関してお困りの際は、お気軽に当社までご相談ください。
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