「メンテナンスがいらない外壁ってあるのかな」
外壁塗装は大きな出費ですよね。
初期費用は高くても、メンテナンスをなるべく抑えたいという方も多いでしょう。
そこで今回はメンテナンスフリー外壁や、メンテナンスが少なくて済む外壁材を紹介します。
□メンテナンスフリー外壁とは?
そもそもメンテナンスフリー外壁という言葉を聞いたことがありますか。
この言葉を聞くと、メンテナンスがいらないものだと想像されるかもしれません。
しかし、実際のところ、メンテナンスフリー外壁には定義がありません。
外壁塗装業界では、これまで修繕時期を延ばせる素材屋工法のことを指してきました。
従って、「絶対にメンテナンスがいらない」とは言えないのです。
もちろん修繕時期を延ばすことができれば、住宅が建ってから寿命を迎えるまでの期間に必要なメンテナンス回数を減らせます。
これは、ランニングコストと家の持ち主の負担を減らすことにも繋がるでしょう。
□メンテナンスが少なくて済む外壁材3選!
1つ目は、タイルです。
石や粘土からできたタイルは無機質素材であるため、基本的に経年劣化せず、メンテナンスが不要です。
しかし、タイルが浮いてきたり目地が剥がれたりするため、10年から20年といったスパンでメンテナンスが必要になります。
最近は外壁タイルにクリア素材や防水素材を施し、汚れをつきにくくしたり表面を守ったりすることもあるようです。
2つ目は、金属系サイディングです。
金属系サイディングはいくつか種類がありますが、特にガルバリウム鋼板が人気です。
ガルバリウム鋼板は金属ですが、軽量でサビにくいという特徴があります。
また、ひび割れなども起こりにくいため、20年近くメンテナンスが不要となるケースもあります。
3つ目は、樹脂系サイディングです。
北米で昔から普及している樹脂系サイディングは、凍結によるひび割れや錆、腐食の心配が少なくて済みます。
また、素材自体に顔料が練り込まれており、色落ちもしにくいため、メンテナンスが少なくて済みます。
以上のような理由から、国内で販売されているサイディング材の中ではただ1つだけ、メンテナンスフリーと言われています。
□まとめ
一度もメンテナンスが必要ない外壁があれば便利ですが、残念ながら今のところありません。
しかし、メンテナンスフリー外壁などを用いることで、長期的なコストを抑える方法は有効的です。
外壁塗装をお考えの方は長期的な視点からメンテナンスフリー外壁を検討するのも良いでしょう。
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。