「屋根材の種類が多くて、選べない」
屋根材は種類が多くて困ってしまう反面、その分、選べる幅も広がります。
それぞれの特徴や選び方を知って、どれが自分の希望に合うのか考えましょう。
今回は屋根材の種類ごとの特徴と、選び方を紹介します。
□屋根材の種類とは?
まずは、主な屋根材とそれぞれの特徴を解説します。
1つ目は、スレートです。
価格が安く、色やデザインが豊富ですが、メンテナンスが多い点に注意が必要です。
2つ目は、ガルバリウム鋼板です。
軽くて丈夫で、防水性が高いという特徴がありますが、傷や凹みの弱い点もあります。
3つ目は、ジンカリウム鋼板です。
防音性や断熱性が高く、耐用年数が長めですが、価格もその分高く設定されています。
4つ目は、トタンです。
価格が安く軽量で、低勾配でも施工可能です。
5つ目は、セメント瓦です。
瓦の中では安く、色や形状が豊富という特徴があります。
6つ目は、銅板です。
耐用年数が非常に長く、再塗装が不要で、錆でも悪影響がないという特徴があります。
7つ目は陸屋根です。
屋根に立ち入りができたりフラットデザインができたりといった特徴があります。
8つ目は、陶板です。
再塗装が不要ですが、価格が高いという特徴があります。
□屋根材の選び方
1つ目は、価格です。
予算に上限がないという方以外、大半の方が気になるのが価格です。
特に大きなリフォームを計画している場合、前もって予算を設定しているケースも多いと思います。
とはいえ、住宅の立地や環境、屋根の状態により選べる屋根材が変わってくるため、価格はあくまで予算の目安の1つとして考えましょう。
2つ目は、耐用年数です。
耐用年数が長いほどメンテナンス期間が長くなるため良いと考える方は多いです。
しかし、本当にそうでしょうか。
その後に何年住むかということも考えながら選ぶと、無駄な費用を抑えられます。
3つ目は、メンテナンスです
残念ながら、メンテナンスが全く必要ないメンテナスフリーの屋根材は存在しません。
例えば、瓦や銅板でも、その下にある防水シートの交換など、何らかのメンテナンスは必要です。
メンテナンスは10年を基準として考えると良いでしょう。
□まとめ
今回は価格や耐用年数、メンテナンスなど主な選び方を紹介しましたが、他にも耐火性や耐久性、耐震性など機能で決める方法や、デザインで決める方法があります。
どれを重視するかは人によるため、ご自身が何を1番に求めるか考えて、選ぶと良いでしょう。
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