ルーフィング葺とスレート葺の違いとは?屋根材の選び方も紹介!

「屋根材はどれが自分に合ってるのかな」 屋根材を選ぶには、その屋根材自体の特性に加え、見ておきたい観点を知っておくことが大切です。 そこで今回は、ルーフィング葺とスレート葺の違いや、屋根材の選び方を紹介します。  

□ルーフィング葺とスレート葺の違い

*ルーフィング葺

ルーフィングとは屋根材の下に敷く、雨水を侵入させない役割がある素材のことです。 シート材の素材で「アスファルトルーフィング」とも言われています。 ルーフィングは住む中では目に見えにくいため、あまり重要視されないことが多いです。 しかし、ルーフィングは家を守る屋根材と同じくらい重要です。 そのため、会社任せにするのではなく、ご自身でも考えるようにしましょう。 また、軽視されやすいことから、低コストのものが選ばれることが多いです。 コストも大切だと思いますが、品質の悪いものには注意しましょう。  

*スレート葺

スレートは石やセメントを薄い屋根状に加工したものです。 「コロニアル」と言われることもあります。 種類は「天然スレート」と「化粧スレート」の2つがありますが、日本では重量の軽い化粧スレートが人気です。 重量が軽いと落ちた時の被害が小さくなるメリットがあります。 日本では地震が多いため、このようなメリットが重要視されることも納得できるでしょう。 また、スレートには加工が安く、対応できる業者も多いことがメリットです。 一方、割れやすい、防音性能が低い、色あせしやすいといった点には注意しましょう。  

□屋根材の選び方とは

屋根材にはいくつか種類があります。 その中からどんな観点に注目して選ぶかは、ご自身が重視することにより異なるでしょう。 以下では選ぶ際に見ておきたい観点を紹介します。 1つ目は、価格です。 機能性が高ければどんな価格でも気にしないという方を除き、大半の方が価格を気にされるかと思います。 特に大規模リフォームをお考えの方は、あらかじめリフォーム工事にかかる予算を既に設定している方も多いでしょう。 しかし、適切な屋根材は住んでいる地域の特性や気候、現在の屋根材の状態により変わり、費用も上下するため、注意が必要です。 2つ目は、耐用年数です。 ただ単に耐用年数が高いものを選べば良いのではありません。 その家に後どれくらい住むかを考えて選ぶことで、無駄な費用を抑えられます。 3つ目は、メンテナンスです。 残念ながらメンテナンスが全く必要ない屋根材はありません。 基本的に10年に1度を目安にメンテナンスを行う必要があります。  

□まとめ

ルーフィング葺とスレート葺の違いについて理解できましたでしょうか。 どちらも家を守ってくれる重要な建材ですので、軽視せずにしっかり考えて選びましょう。 外壁や屋根に関してお困りごとがあれば、ぜひ当社にご相談ください。

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