家の外壁は、定期的なメンテナンスが欠かせません。
定期的なメンテナンスはしたいけれど、隣り合う家との距離が近くてメンテナンスができないのではと不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、隙間がないような狭い土地での外壁メンテナンスについてご紹介します。
□隙間がないほど隣家との距離が近くても外壁塗装はできる?
隣家との距離が近くても外壁塗装を行うことはできます。
方法は、大きく分けて3つです。
1つ目に、鉄パイプと金具を組み合わせてボルトで接合する単管足場を使用する方法が挙げられます。
一般的に使われる足場は安全性の高いくさび緊結式ですが、家同士の間が狭い場合には、50㎝程隙間があれば作れる単管足場を使います。
単管足場は組み立てる際の騒音が少ないことや安価であるというメリットがある一方で、安全性が通常と比較して劣るため、注意が必要です。
2つ目の方法として、隣の家の敷地を借りて塗装を行う方法が挙げられます。
塗装に必要なスペースが足りない場合には、お隣の方の許可を得て敷地を借り、足場を組むことで塗装を行えるようにします。
ただし、迷惑がかかる方法であるため、普段から関係性が構築されていない場合には難しいこともあります。
3つ目の方法は、ロープアクセス工法で施工する方法です。
ロープアクセス工法では、足場を設置せずに塗装を行います。
足場の設置がいらないため、費用は安く抑えられますが、作業性の悪さや工期が通常と比較して遅くなりやすい点はデメリットです。
事故のリスクや手間もかかるため、他の方法で施工ができなかった際の最終手段だといえます。
□隙間がないような距離感で外壁塗装を行う時に注意すべきこととは?
*近隣住民への配慮を忘れずに行う
隣家との距離が近い住宅で外壁塗装を行う際には、近隣住民への配慮が欠かせません。
例えば、塗料やゴミが飛んでしまったり、騒音やニオイの被害が発生しないように気を付ける必要があります。
施工前の挨拶やどのような工程で工事を行うのか伝えておくことで、後にトラブルにならないようにしましょう。
*塗料の耐用年数に注目する
外壁塗装に使用される一般的な塗料の耐用年数は、ほとんどの場合10年程度です。
狭い土地で定期的にメンテナンスを行うのは大変ですよね。
そのため、耐用年数の長い塗料を選び、メンテナンスの頻度をできるだけ減らすことがおすすめです。
□まとめ
隙間がないような狭い土地であっても、外壁塗装の工事を行うことはできます。
狭い土地で外壁塗装を行うのであれば、近隣住民への配慮や塗料の耐用年数に注意しましょう。
当社では、物件に合わせて最適な外壁塗装のプランをご提供しております。
お困りの際には、お気軽にお問い合わせください。
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