「コンクリート外壁の劣化症状ってどんなのがあるかな」
ご自身の住宅がコンクリートでできている場合は、頑丈さに安心しきっているかもしれません。
しかし、コンクリート外壁でも、塗装工事でしっかりメンテナンスする必要があります。
今回はコンクリート外壁におこる劣化症状や、必要なメンテナンスについて紹介します。
□コンクリート外壁におこる劣化症状
1つ目は、汚れや変色です。
コンクリート外壁が打ちっぱなしで仕上げてある場合は、塗装やタイル張りに比べ、劣化が分かりやすいでしょう。
コケやカビ、雨だれにより緑や黒い汚れが目立つことがあります。
色やデザインにより汚れの目立ち方が違うため、気づきやすさも異なります。
2つ目は、ひび割れです。
コンクリートは必ずと言ってよいほど、ひび割れが起こります。
細かいひび割れは崩れる心配はないものの、見た目で気になってしまいますよね。
ひび割れは乾燥や凍害、沈下など、さまざまな原因で起こります。
3つ目は、サビです。
鉄筋はコンクリートの強度を高めてくれますが、サビという弱点があります。
サビは主にコンクリートのひび割れから侵入する酸素や雨水により発生します。
サビは今起きているなら補修が、今後起こらないようにするなら防ぐメンテナンスが必要です。
□コンクリート外壁の塗装
1つ目は、弾性塗料です。
下地にヒビ割れが起きても塗膜が追随するため、ひび割れを表面化させずに、雨水の侵入を防げます。
塗りつぶしのため風合いが残ったり、比較的コストがかかったりすることがデメリットです。
2つ目は、撥水剤です。
比較的安価で雨水の侵入を防げるだけでなく、打ちっ放しのコンクリートに使用する場合、風合いをそのまま残せます。
ただし、耐久性が短いため、メンテナンスが必要となります。
また、ひび割れがある場合、補修跡が残る可能性があるため、注意が必要です。
3つ目は、クリヤー塗装です。
クリヤー塗装は風合いをそのまま残せるだけでなく、撥水剤より耐久年数が長いため、外壁を保護できます。
ただし、撥水性により施工費用が高く、外壁にひび割れがある場合は補修跡がそのまま残ります。
□まとめ
コンクリート外壁のひび割れは起こる確率が非常に高いため、メンテナンスは必須です。
しかし、コンクリート外壁のメンテナンスは難しい要素が多いという特徴があります。
そのため、知識や技術を持つ業者に依頼するのが無難でしょう。
コンクリート外壁のメンテナンスをお考えの方はぜひ当社にご相談ください。
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