家の外壁の種類が知りたい!種類ごとにメンテナンスサインも紹介!

「家の外壁の種類を知りたい」 外壁のメンテナンスを考える上で、今の外壁の種類を知っておくことは大切です。 なぜなら、外壁のメンテナンスサインは、外壁の種類によって異なるためです。 そこで今回は外壁の種類とメンテナンスサインを紹介します。  

□外壁メンテナンスの時期は築10年のタイミング

外壁メンテナンスは、一般的に築10年頃がタイミングだと言われることが多いです。 その理由は2つあります。 1つ目は、塗料の耐久性が大体10年であるためです。 外壁塗料には色んな種類がありますが、アクリル系塗料やウレタン系塗料の耐用年数は6年から20年、シリコン系塗料は12年から15年、フッ素系塗料は15年から20年と言われています。 新築時に用いられた塗料により変わりますが、このような耐用年数の関係で、築10年がメンテナンス時期と言われるのです。 2つ目は、劣化し剥離が起こるのが大体10年であるためです。 外壁の劣化は1、2年頃から始まります。 初めは変色のような軽度なものですが、徐々にチョーキング現象、カビやコケの発生、コーキングのひび割れ、剥離などがダメージを受けたことで起こります。 剥離は外壁の保護機能が失われた重度の劣化症状であり、これが起こるのが10年と言われています。  

□外壁材の種類とメンテナンスサイン

1つ目は、窯業系サイディングです。 窯業系サイディングは、セメント質と繊維質などの原料を板状にしたもので、現在の住宅で1番使用されており、シェアは7割から8割にのぼります。 メンテナンスサインは、継ぎ目に使用するコーキングの劣化が見られた時です。 他にも剥離や変色・褪色、ひび割れ、チョーキング現象がないか確認しましょう。 2つ目は、金属系サイディングです。 金属板を整形・加工して柄付けし、断熱材で裏打ちした外壁材です。 水の浸み込みやひび割れ、凍害の心配がないためメンテナンス周期は長めです。 しかし、コーキングの劣化や塩害、白サビといった症状が見られた場合は、メンテナンスのサインでしょう。 3つ目は、樹脂系サイディングです。 塩化ビニル樹脂が使用されており、重量は窯業系サイディングの10分の1と非常に軽いのが特徴です。 コーキングも不要なためメンテナンス性は高いものの、耐火性能がないと言われています。 4つ目は、木質系サイディングです。 木質系サイディングは、無垢の木材を使用しており、表面に塗装が施されているものが大半です。 木材自体に水分が含まれるため、時間の経過とともに腐食や変色に繋がりやすいところは注意が必要です。 メンテナンスは塗膜に劣化が出る前に定期的に行う必要があります。 5つ目は、モルタルです。 砂とセメントと水を合わせた材料でできており、防火性の高さやデザインの自由度が高いことが魅力です。 基本的に30年以上の耐用年数があると言われますが、長く保つにはメンテナンスが必須です。 ひび割れは腐食や雨漏りを引き起こす可能性があるため、メンテナンスサインでしょう。 6つ目は、ALCです。 軽量気泡コンクリートパネルのことで、建物自体の軽さや断熱性・耐火性に優れているところがポイントです。 しかし、コーキングが劣化すると、防水性が低下し、雨漏りの原因となるため、注意が必要です。  

□まとめ

外壁塗装のタイミングは、塗料の耐用年数や劣化の速度から築10年がタイミングだと言われることが多いです。 しかし、外壁材や新築時の塗料、環境によっても変化するため、状況に応じて判断しましょう。 もし、外壁塗装のタイミングで不安な方はぜひ当社にご相談ください。

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