「屋根の高圧洗浄は自分でもできるのかな」
屋根塗装をする際、高圧洗浄機を用いた洗浄は必須のため省けません。
そうなれば、節約のために洗浄だけでも、自分でやろうと思う方も出てきます。
しかし、結論から言えば、自分で行うのはNGです。
今回はその理由に加え、高圧洗浄とは具体的に何かを解説します。
□屋根の高圧洗浄とは
屋根の高圧洗浄は、新しい塗料をしっかり付着させるために必須です。
コケやホコリなどの古い汚れが付いた状態で塗装すると、しっかり塗料が付着させられません。
屋根カバー工法においても、コケが大量に発生している場合は、同様に必要です。
コケが発生した状態では、新しい屋根材を今ある屋根の上にしっかり固定できません。
本来、屋根を傷めないためにも、屋根表面についた汚れや塗料は手で綺麗に洗い流すのが理想です。
しかし、屋根表面に付着した汚れや塗料は、表面に強力に付着しています。
さらに屋根は面積もあり、高所での作業でもあるため、物理的にも手作業では限界があります。
そこで、活躍するのが高圧洗浄機です。
高圧洗浄は業務用と家庭用のものがあるものの、水圧や吐出水量が全く異なります。
業務用のものは、大きなパワーを伴い、屋根表面をしっかり洗浄します。
この場合、洗い落とすというより、削り落とすというイメージです。
□高圧洗浄機は自分でもできるの?
冒頭で述べた通り、屋根の洗浄をご自身でしようとするのはやめましょう。
なぜなら、危険だからです。
屋根に上るのでさえ危険なことですが、水作業を伴うとなると、そのハードルは各段に上がります。
特に、足場を用いないでするのは、言語道断です。
平成30年の「厚生労働省の労働災害統計」によると、建設業における墜落・店頭による死傷災害は5154件に上ります。
その内、死亡災害は136件です。
きちんと訓練を受け、万全の準備で臨んでいても、これだけの事故が起こっています。
このことを踏まえると、ご自身で高所作業を行うのがどれだけ危険かは言うまでもありません。
また、ご自身が怪我をするだけでなく、漏水を起こす危険性もあります。
以上を踏まえ、業者に依頼するのが無難と言えます。
□まとめ
高圧洗浄では汚れや機能を失った古い塗料を取り除き、新たな塗料をしっかり付着させるために必須です。
高所での作業に加え、水を使用することから、危険度が高いため、ご自身で行うのはやめましょう。
屋根塗装や外壁塗装に関する質問があれば、お気軽に当社までご相談ください。
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。