「断熱塗料にはどんな効果があるのかな」
外壁塗装をする際は、断熱塗料についても知っておくと後々役立つでしょう。
今回は断熱塗料の効果やメリットについて紹介します。
□断熱塗料の効果とは?
断熱塗料とは外の温度を室内に伝えにくくする断熱効果を持つ機能性塗料です。
家の外壁や屋根、ベランダの床などに施すことで、夏の暑さや冬の寒さが及ぼす室内への影響を防ぎます。
さらに室内の温度も逃がしにくくするため、エアコンの冷暖房の効果を保ちやすくします。
年中、外気からの影響を防ぐため、冷暖房の省エネに繋がり、お財布にも環境にも優しい家にできます。
断熱塗料とよく間違えられる塗料に、遮熱塗料があります。
どちらも熱の字が入っている点は同じですが、メカニズムは異なります。
断熱塗料は熱を伝えにくくする機能で、気温の高い低いに関わらず、外気温が室温に影響するのを防ぎます。
従って、夏でも冬でも効果を発揮します。
一方、遮熱塗料は光を反射することで熱を発生させない機能があり、太陽光による室内への影響を防ぎます。
そのため、冬の寒さを防ぐ機能はありません。
□断熱塗料のメリットについて
ここまで、断熱塗料の効果について紹介しました。
続いて、以下では断熱塗料から得られるメリットやデメリットについて解説します。
*メリット
1つ目は、年中快適に過ごせることです。
断熱塗料は熱伝導を抑える機能がありますが、これは暑さと寒さの両方に良い影響があります。
そのため、夏でも冬でも年中快適に過ごせるという魅力があります。
2つ目は、耐久性が高いことです。
断熱塗料の大半は耐久性にも優れており、耐用年数が長いという特徴があります。
例えば、よく使われるシリコン塗料の耐用年数は10から15年ほどですが、断熱塗料だと15年以上のものがあります。
3つ目は、火に強いことです。
一般的な断熱材は燃えやすく、有毒ガスを発生させる可能性があります。
しかし、断熱塗料にはそういったリスクがなく、安心です。
*デメリット
1つ目は、費用が高いことです。
最大の欠点として初期費用が高いことがあるでしょう。
2つ目は、効果を実感しにくい家があることです。
断熱塗料は高機能であることは間違いないでしょう。
しかし、メカニズム上、効果が出やすいケースとそうでないケースがあります。
例えば既に断熱材を使用している家、熱の吸収しにくい白い屋根や壁の家は効果を感じにくい可能性があります。
□まとめ
断熱塗料は年中快適に過ごせる、評価が高い塗料です。
外壁塗装をお考えの方はぜひ断熱塗料を検討してみてはいかがでしょうか。
外壁塗装に関してお困りの際は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。
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