「外壁塗装と屋根塗装を同時に行うとメリットがある」
このような話を聞いたことがある方も多いでしょう。
実は同時に行うことは、費用面や管理など多くの点でメリットがあります。
今回は外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットと注意点を紹介します。
□外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットとは
1つ目は、足場代の節約になることです。
外壁塗装にも屋根塗装にも足場代が必要となります。
一度に両方の塗装を行うことで、足場代が1回分、つまり別々で行う場合の半額で済むことになります。
足場代の費用は足場架面積に平米単価をかけることで求められますが、一般的な2階建ての家であれば数十万円します。
足場代は安い費用ではないため、半額で抑えられるということは、かなりのコスト削減に繋がりますね。
2つ目は、メンテナンス時期を揃えられることです。
外壁も屋根も耐久性や美観を保つために、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
そこで同時に塗装を行うことで、同じ周期で手入れができるため、管理が楽なことがメリットとして挙げられます。
メンテナンス周期を同じにすることで、出費の計算がしやすく、人生設計も立てやすくなるでしょう。
ただし、外壁と屋根でそれぞれ別のグレードの塗料を使うと、メンテナンス周期が変わってしまうことがあるため注意が必要です。
3つ目は、近所の気遣いができることです。
近所トラブルはこれからの生活を考えてもデリケートな問題ですので、特に注意したいところですよね。
塗装作業では足組みから職人同士で掛け声、高圧洗浄機の騒音など、近所にもストレスをかけることとなります。
一度にまとめて行うことは、近所への気遣いという意味でもメリットがあるでしょう。
4つ目は、打ち合わせ回数を抑えられることです。
基本的に打ち合わせでは依頼者が揃って数時間行われることが多いため、家族の時間もその分割くこととなります。
まとめて行うことは、打ち合わせにかける時間を削減することにも繋がります。
□外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合の注意点について
実は外壁塗装業者が必ずしも屋根塗装を得意としているとは限りません。
また逆も然りです。
外壁塗装の場合は外壁材、屋根塗装の場合は屋根材によって異なる技術が必要となるため、当社のような両方の技術を持った業者が対応する必要があります。
また、一般的には、遮るもののない屋根の方が劣化は激しいとされます。
他の条件が同じであれば、屋根の方が早く寿命が来るでしょう。
外壁塗装の耐用年数がまだなのに、屋根塗装をするタイミングで同時に塗り直すのは勿体ないと感じる方も多いかもしれません。
さらに、別々に塗装する場合と比べトータルで見た費用は抑えられますが、一度に必要な費用が大きくなります。
そのため、塗装時期に車の買い替えや子どもの進学などが重なる場合は、自己資産の調達に注意しましょう。
□まとめ
外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことで多くのメリットがある一方、一度に支払う費用が大きくなるという点には注意したいところです。
今回紹介したメリットと注意点を押さえ、同時に行うか決めましょう。
屋根塗装や外壁塗装のことなら、ぜひ当社にご相談ください。
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